勁草学舎とは

理事長のご挨拶

勁草学舎のミッション“使命”
勁草学舎は、単なる受験準備のためだけにあるのではなく、『学ぶ楽しさ』『努力するすばらしさ』を身につける場であり続けたい。

かつて勁草学舎を本格的にやろうと私が決意したとき、これだけは実現したいと考えたことがあります。それは、何としても地域ナンバーワンを目指そうということでした。地域ナンバーワンといっても、もちろん規模や生徒数で、というわけではありません。「通ってくる生徒が地域で一番満足する塾」としてです。

私たちの仕事は、身も蓋もない言い方をすれば、生徒を志望校に合格させることではありましょう。しかし、だからといって結果第一主義的な受験一辺倒でよいというわけではなく、仕事の根底には人づくりがあると思っています。ですから、生徒たちが世の中に出たとき、勁草学舎で学んで本当によかったと思ってもらえるような「学び舎」を作っていきたいと考えたのです。

勁草での授業について言えば、極端な言い方をすれば、誰でも出来ます。あるいは、出来るはずです。しかし、この人だったら大丈夫と、子どもたちや保護者の方々に思ってもらえるような講師に成長してもらうべく、私たちは日夜研鑽に励んでいます。

当学舎の卒業生は、よく勁草に立ち寄ってくれます。「勁草での勉強は大変だったけれど面白かった」と思ってくれるからこそ、何年たっても、自分の学習、勉強の「原点」「故郷」は勁草学舎だと考えて、立ち寄ってくれるのです。

私たちは単なる「合格請け負い屋」になってはいけないということを常に意識して、生徒と向き合っています。大事なお子様をご家庭からお預かりしていると同時に、国家から将来の日本を背負って立つ子どもたちを託されているとも考え、そういう「人づくり」の一翼を担っているという自覚と誇りを持って、子どもたちに日々接し、心と心のぶつけ合いを大切にしているのです。

私たちが毎回の授業で大事にしているのは、

(1) 問題を解く喜びや答えが分かったときの感動・興奮を生み出す「クリエイト能力」“Creativity”
(2) 子どもと同じ方向を向くために必要な「コミュニケーション能力」“Communication”
(3) 講師から子どもたちに授けると同時に、子どもたちのひらめきや感性を受け止める
      「コラボレート感覚」“Collaboration”

の三つのCです。また、私たちは、子どもたちに「どんなことでもいいから「なぜ」という疑問を持とう、疑問を持ったら解明しよう、もし分からなくなったらとことん先生に聞こう。それが真の勉強なのだ」と話しています。与えられたことについて答えを出そうとするだけでなく、自ら問題を作り出し、考え、自分の力で解決していこうとする態度を身に付けることこそが、自立した人間に成長していくための過程でもあるからです。

今までの日本の入試は、極端な言い方をすれば、暗記したことについての記憶力テストが主流で、問題に対してどう考えるかという、いわゆる「考え方」はどちらかと言えば軽視されがちでした。しかし、これからの入試で、あるいは教育の現場で強く求められるのは、むしろ「どのように考えるか?」という過程であると、私は考えています。

だからこそ私たちの一番の仕事は、子どもたちに対して、将来にわたって「自分はやれば出来るのだ」ということを教えることであると同時に、そのことを実際に経験してもらうことだと思っています。

凶悪犯罪が続発したり、ごく普通の小中学生が罪を犯したりしてしまう現代社会では、人が人として健全に生きることは大変に難しいことだと思います。そのような状況下で、子どもたちが人として健全に生きていけるようにするために、私たちは「法を犯さない、嘘をつかない、人に親切にする」という基本的なモラルの三原則を一貫して伝え、さらにそれらを守っていくことを、機会あるごとに子どもたちに浸透させています。

守るべき規範が曖昧になり、したがって、何をやろうとさして咎め立てされることもない「ゆるい」今の社会と対峙しながら、このような形で、私たち職員一同は、必死になって一人でも多くの子どもたちに「知る喜び」「学ぶ楽しさ」「努力するすばらしさ」を伝え続けていきたいと考えているのです。

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